不具合があるからって交換できるわけでなし

俺のつまづきどころ、不具合を列挙する。それぞれに適切な対策があるのだろうが、全て同根のようにも感じる。・計算全般・地図、道・運動音痴、殊に球技・イメージ記憶・碁や将棋の読み、記憶・剪定での枝の読み、記憶・絵を描くとき、線を前持ってイメージ…

The Night Has a Thousand of Eyes

丸くて光るものがダメだったことがある。ある晩、大学からのチャリンコでの帰り、ふとパチンコ屋の壁に並ぶ不恰好にでかくて丸い照明のひとつを見て、なんとも嫌な感じがした。思わず目を逸らしてから、こんなのは馬鹿げてると思った。でも、もう一度見るこ…

徴はいたるところに

俺は呪われている。呪いによって俺は死ぬだろう。呪いから逃れる術はない。呪いの届かない場所はない。その証拠には、呪いの徴(しるし)がいたるところにある。灰皿のなかに転がる吸殻。コップにささる歯ブラシ。昨日脱いだままのズボン…かつてあったものが、…

人間と相似形をなす宇宙に反対する。

1.人には、祈るしかないという局面がたしかに存在する。ごく稀に誰かのことを案ずるときにそう思わされる。がんらい物事はあっさり諦める性質だから、自分の事で祈る事はあまりない。(本当にそうか?)さて置き、祈ることや信じることこそが、人間を人間たら…

死にゆく鹿のために

くたばる 山の中、不具の鹿分かっていたこと 遅かれ早かれ 潤んだ眼玉が最後に残った虚ろで生臭そうな血走った眼玉そこから開ける視界が何かを見つめる意識がもしも鹿に残されたとしてそこに神秘はあらわれるか哀れな鹿を救い給うか 木の根、土くれもはや伸…

近況として

先日急に、七月の一ヶ月間、小さな飲み屋で絵を展示することになった。今はそれに向けた制作をしている。場所は狭く暗く雑然としていて、お世辞にもいい展示空間と言えない。しばらく絵を人前に出すことをしてなかった所に話が来たので、とりあえず受けたが…

食物のこと

暖かい季節は、毎日鍋というわけにも行かないので自炊が面倒になる。春はたいていパスタを食い続ける。菜の花やら春タマネギやら色々うまいからな。これから夏に向けてが自炊生活の難所だが、このところは「肉野菜炒め」で安定している。これは画期的事象で…

ことはじめ

始めにあたって。こどもと絵を描いたり、肉体労働をしたりして京都で暮らしている。何ひとつまともにやりおおせたことがないので、このブログも、いつまで続くかあやしいものだが、始めることにしました。IT音痴、ネット音痴なので、ブログというものの使い…